絵本カレンダーを作る(第6話)

先月(第5話)の10月のイラストでは
家出をしたおもちゃたちが
もう一度誰かに買ってもらうため
ハロウィンで賑わうおもちゃ屋に
おばけに扮して忍び込もうとしました。

ところが
おもちゃ屋に忍び込むことは出来ず
とうとうハロウィンも終わり
11月になってしまいました。
おもちゃたちはこの先どうしたものかと途方に暮れています。

するとおもちゃ屋の脇に
壊れたおもちゃが入った大きな木箱を見つけます。
とりあえずその晩は木箱の横で休むことにするのですが
身も心もボロボロになり
疲れ果てたおもちゃたちはぐっすりと寝入ってしまいます。

夜明け前・・・

大きなリアカーを引いた男がやってきました。
男はおもちゃたちをリアカーへ放り込むと
そのままどこかへ連れ去ってしまったのです。
はたしておもちゃたちはこのままゴミとして捨てられてしまうのでしょうか?

と、ここまでが11月。

 

そして、12月のある日。
長い間眠り続けていたおもちゃたちが目を覚ますと
傷も汚れもなく元通りピッカピカの姿になっていました。
どうやらおじさんが直してくれたようです。

おもちゃたちは
「一体このおじさんは誰なんだろう?」
「このおじさん、子どもでもないのにおもちゃが好きなのかな?」
と不思議に思うのですが、それから数日後・・・

おじさんは赤い服に着替えて現れました。
そこでおもちゃたちは
「あっ!このおじさんはサンタクロースだったんだ!」と気づきました。

そして最後は
トナカイのソリで夜空を駆けるサンタのおじさんと
もう一度クリスマスプレゼントとして
新たな子どもたちの元に届けられることに
うきうきワクワク胸を踊らせるおもちゃたちのイラストです。

これでやっと12月までのメインのイラストが完成です!

この後は以下のように
メインイラスト、カレンダーのタマ、物語のテキストを配置して
テキストの隙間の挿絵と表紙のイラストを描けば
「絵本カレンダー」のデータが完成となります。

来月の目標としては
なんとかここまで作りたいと思っています!

そして
そのカレンダーをどうやって世の中に出すかを考えていきたいと思います。
それが一番大事!

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