絵本カレンダーを作る(第5話)

先月の投稿(第4話)では8月までのメインイラストを紹介しました。

おもちゃたちの目の前に立ちはだかった大きな川。
拾ったペットボトルとゴミ袋を船にして川を渡ろうとしましたが
失敗に終わり、途方に暮れていると
夜空に花火が打ち上がり
それを見たおもちゃたちは
ペットボトルをロケットにして打ち上げ
川を越える方法を思いつきました。

 

満月の輝く9月の夜
今度こそ失敗できないと、しっかり計画を立て
何度も練習してきたペットボトルロケット作戦は大成功!
ついに川を越えることが出来ました。

一番身軽なピエロのジャックがロケットで対岸へ渡り
ロケットに結んだタコ糸を対岸の木に結びつけ
反対側のタコ糸は
おもちゃたちを入れて膨らましたゴミ袋の端に結び
あとは川の流れに身を任せ
全員無事に渡りきりました。

川を渡ったおもちゃたちは
急いでおもちゃ屋に向かいました。

アーケードにたどり着くと
街は早くもハロウィンモード。
おもちゃ屋さんのショーウィンドウも
ハロウィンの飾りで賑わっていました。

 

お店も閉店し始め、ひとけのいなくなった
10月のある夜
長旅でボロボロになったおもちゃたちは
その傷だらけの体を利用し、ゾンビやお化けに扮して
おもちゃ屋さんに潜入することにしました。

どう考えても閉店後のおもちゃ屋に忍び込むことなんて出来なそうだし

出来たとしても、もう売り物にはならなそうですが・・・。

果たしてこの計画は成功するのでしょうか?

ちなみに
未だにこの絵本カレンダーをどうやって売り込めば良いのか悩み中です(汗)

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